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番茶の作り方
ご家庭でよく飲まれる番茶は、煎茶とほぼ同じ作り方で製造されています。
高い品質の煎茶が一般的に飲まれるようになったのは江戸中期以降のことで、それまでは、庶民が飲むお茶といえば番茶でした。
今でも、安くて美味しい人気の高いお茶です。
作り方としては煎茶となる新芽を摘んだ後、三番茶、四番茶を摘んでお茶に仕上げます。
そのほかにも秋から冬にかけて、次の収穫期のために茶木の剪定が行われますが、その時に出た茶葉で作る作り方もあります。
煎茶を製造する段階で、川柳と呼ばれる大きな葉ははじかれてしまいます。
そういった葉で番茶を作るという作り方もあります。
新芽や若葉だけと限定されている煎茶よりも安く買うことができるのは、こういった作り方をしているからです。
また成熟した葉を使って製造しているので、タンニンが多く、カフェインは少ないのも特徴です。
そのためさっぱりと飲みやすく、渋みがきいた味わいになります。
「食後には番茶が一番」「甘いお茶受けには番茶を飲みたくなる」という方も多いですね。
地方や作り方によって、吉野の日干、美作の日干、陰干しなどの種類もあります。
ほうじ茶も大変人気があります。
番茶を高温で焙じ、香り高く仕上げたものです。
番茶も出花、ということわざがありますが、やはり出だしの淹れたてを、ふうふう吹きながら飲むのは美味しいものです。
美味しい淹れ方をマスターして、魅力を存分に楽しみましょう。
番茶には沸騰させた熱湯を使います。
まず大ぶりの急須に茶葉を1人当たりスプーン山盛り1杯ほど入れましょう。
3人分なら大さじに山盛り2杯ほどでしょうか。
湯が沸いたらすぐに急須に注ぎます。
3人分淹れたい時は、湯呑茶碗に3杯より少し多めに湯を入れるのがポイントです。
茶葉が湯を含むので、お茶の量は湯量より少なくなるのです。
30秒ほど待ったら湯呑茶碗に少しずつまわし注ぎます。
最後の1滴まで注ぎきるようにしましょう。
これで香り豊かな熱々美味しい出花の番茶のできあがりです。
焙じてあるものなら、時間が経ってもお茶の色が変化しないので、ヤカンで豪快に煮だして飲むという方法もあります。
我が家では、長年ほうじ茶を煮だして、冷やしたものを飲んでいます。
子どもたちも赤ちゃんの頃から親しんできました。
急須で新鮮な湯を注いで淹れるお茶の香りとは、また違った素朴で味わい深いお茶です。
夏場は冷たいものをガブガブ飲んでしまいがちですよね。
そんな時は、舌に触らない程度に塩を入れておくとミネラル補給にもなり、水分の取り過ぎも抑えられるのでおすすめです。
夏場に限らず健康的に美味しくお茶をいただきたいですね。