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番茶の成分
番茶というのは一番茶である玉露やお煎茶に比べて、成分などが劣っているのではないかというイメージを持っている人はいないでしょうか。
これは実は大きな間違いで、健康のことを考えるならば実は番茶の方が体に良い成分がたくさん含まれているそうなのです。
もともと玉露などは新芽を摘み取るためにあまり光合成をしている期間が長くなく、そのため苦味成分が余り生成されないためにおいしいお茶として人気なのです。
ところが健康に良い成分というのは、このお茶の苦い成分であるカテキンによるものが多いのですが、これは光合成を行なうことによって増えていきますので、玉露や煎茶のような早摘みのお茶に比べて番茶のような遅摘みのお茶のほうが成分的には優れてるのです。
もちろんうまみ成分などに関しては、玉露の方に軍配が上がりますが、金額的にも玉露などの高級茶はどうしても高くなってしまいますし、またお茶の味の好き嫌いは個人差が大きいものでもありますから、番茶がすべての面において見劣りするというものではありません。
実際に番茶に含まれる成分であるカテキンには、様々な健康効果が期待できるといわれています。
代表的なものが抗がん作用ですが、その他にも虫歯予防や肥満防止、血圧を抑えるなどまさに現代人に必要な要素ばかり持っています。
その他にも、抗菌作用や消臭作用もあり、生ごみなど嫌な匂いがあるものの中にお茶の出し殻をいっしょに入れておくと、それだけで臭いを和らげる効果があります。
そのほか番茶の成分としては、ビタミンや食物繊維といった現代人にとって不足しがちな栄養素も色々と含まれています。
特に長い日差しを浴びて光合成を良く行なった茶葉は、カテキンやポリサッカロイド呼ばれる血糖値を抑える成分も多く含まれています。
ただし注意して欲しいのは、この番茶の成分の中でもポリサッカロイドは熱に弱いという点です。
ビタミンも熱に弱いと言われていますがこういった栄養を直にとるためには、実は水出しで番茶を飲むのが最も効率的な方法なのです。
実際にお茶は、熱いお茶で煮出すようにするのではなく、冷たい水などで非常に時間をかけてじっくりとお茶を出した方がおいしいとされています。
これはお茶の中に含まれている成分を壊さないためにも大変効果のあるお茶の入れ方です。
番茶の成分は玉露など他のお茶に比べても多くの有効成分が含まれていますので、効果はさらに期待できると思います。
暑い夏には氷と水とで番茶をじっくりと入れて、日本の古きよき文化と多くの健康成分を味わってみるのもいいかもしれませんね。